被災者支援サークルあくしゅ@福岡教育大学

東日本大震災を機に、被災者支援のために福岡教育大学内に
立ち上げた「被災者支援サークルあくしゅ」のブログ。
これまでの活動報告や支援物資の募集などを更新します。
少しずつでよいので、まずはご協力どうぞよろしくお願いします。
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# ふんばろう東日本支援プロジェクトの教訓より
顧問吉武です。個人FBに書いたことをシェアします。

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被災地Xには被災地X独自の事情とニーズがあり、被災地Yには被災地Yの事情とニーズがある。それらのニーズには差異があり、時に全く違う状況であったりする。

今は誰しも情報を発せられる時代なので、Xからの情報が拡散され、Yからの情報も拡散される。

情報を受け取る側は、情報を偶発的・断片的に受け取るため、Xからの情報を目にした人はそれを一般化し、どこもそういう状況なのだと思い、Yの情報を目にした人はそれを一般化する。そうして、数多くの真実が広がり、一般化される過程で、「どれがどこの真実なのか」が収拾がつかなくなってしまう。ここに現在の情報の錯綜がある。

「ふんばろう東日本支援プロジェクト」が効果的に動けたのは、XやYのそれぞれのニーズを正確に聞き取りし、それらを正確に知らせ、ピンポイントで支援ができたことが大きい。だからこそ、九州の片田舎の大学で集めたものを、確実にそれらが必要なところに届けることができた。

ただし、この仕組みがうまくいくためには、少なくとも3つの条件が必要になる。

(1)一つは、現地のニーズを確実に調べ上げ、知らせることができる人がいること。実際に避難場所にいる人でもよいし、現地入りして機動力のある人でもいい。(ただ可能であれば協力者を得て、各避難所の中でも組織的に取りまとめる方がいい)

(2)二つ目は、その情報を統括し、発信し、時間軸に沿って需要と供給のマッチアップの記録を更新できる人がいること。これは上記の現地にいる方とやり取りできれば、どこにいても可能である。

(3)ただし、(1)と(2)をうまくつなげても、次の三つ目の条件が不可欠な条件となっている。それは物流を可能にするインフラだ。

ツイートやFB等で「その支援ちょっと待って!」という投稿をよく目にする。これはとても正しい。しかし、上記のように、これだけを一般化してしまうと、支援自体を待ってもいい状況のように読めてしまう。

勘違いしてはならないのは、あくまでも支援は必要であり、急務なのだ。問題はそれを運ぶインフラがどうなっているか、なのである。ここは分けて現状を把握しなければならない。

(以下は、私が現在日本にいないため、情報を正確に把握しておらず、特に細かいローカルな道については確認が不可欠となる。)

福岡目線でいうと、現在高速道路は植木インターから南が封鎖されている模様。植木ICを降りたら3号線で南下すると熊本へ入ることができる(もちろん混雑が予想される;また3号線は北からみ南まで伸びた下道である)。また、大分自動車道の日田から南下すると、阿蘇へ通じる(途中の道が細いため使用可能かは未確認;また日田ICより東は通行止め)。

このように熊本入りするルートが限られているため、道路が混雑し、本当に必要な支援物資や救助の妨げになることが懸念され、現在「支援待って」投稿の原因になっている。

「ふんばろう」のときは、クロネコ便が早いうちに機能し、郵送という形で必要なところに必要なものを必要な分だけ届けることが可能だった。現在クロネコのHPでは「熊本県向けの荷物の荷受けおよび、熊本県全域での集荷と店頭での荷受けについては引き続き中止しております」と出ている(他の運送会社は未確認)。

そのようなバイパスの事情を考えると、個人個人が少量の支援を運ぶことは非効率であり、現時点では、「確実にバイパスを持つところ」に間接的に支援をすることが一番の近道のようだ。

例えば、今日福岡市では、.撻奪肇椒肇襪凌紂別こ封で賞味期限内)、▲肇ぅ譽奪肇據璽僉次↓おむつ(子供用、大人用)、ぅ織ル(未使用、未開封のみ)、ヌ喇曄別せ藩僉¬こ封のみ)、生理用品、の支援物資に限って受け付けたようだ。明日4月18日(月)は10時から20時までらしい(場所は旧大名小学校)。

福岡市の高島市長のブログによると、福岡市から消防と自衛隊のヘリ、さらに陸路と海路から物資を届けます、ということで、空・海・陸のバイパスを確保している模様。現地での細やかな現状把握と配布が心配なところであり、それがふんばろうの強みであったわけだが、今一番効果的な支援はバイパスを持つところに頼るのがよい、というのはそういうことだ。

ただ、いずれ郵送も可能になる日は必ずくる。ニーズも細分化してくる。そのときこそ、ふんばろうのノウハウが生かされ、先の条件1と2をつなげるリンクが重要になると考えられる。

*もし間違ったこと、以上のアイデアに危険性などあれば、ご指摘ください。必要に応じて訂正します。
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