被災者支援サークルあくしゅ@福岡教育大学

東日本大震災を機に、被災者支援のために福岡教育大学内に
立ち上げた「被災者支援サークルあくしゅ」のブログ。
これまでの活動報告や支援物資の募集などを更新します。
少しずつでよいので、まずはご協力どうぞよろしくお願いします。
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
# スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | | category: - |
<< いよいよ明日は上映会! | main | 刺し子振込&気仙沼へカイロとメッセージ発送 >>
# 「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会終了!
あくしゅメンバーの屋敷君が中心となって主催した、上関原発を巡るドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会が本日無事に終わりました。あくしゅの活動ではありませんが、震災以後原発問題そしてエネルギー問題への関心が高まる機運がある中、この場を借りて、今日の活動を報告しておきます。

今日は朝からセッティング等で大忙しのよう。昨日も書いたように、国立大学法人という場所なので施設自体がファンシーなわけではありません。でも、受付はそれなりにいい雰囲気になってました。

下は受付ロビーの雰囲気(こうしてみると市松模様が中々素敵)


机がジグザグにおいてありますが、正面左が受付、正面机縦並びが販売、机右半分が屋敷君が集めた資料です。最終的には手前右に屋敷君がいれた琵琶茶、左側にはフリーの資料をおくことになりました。

【学生が赤字覚悟で企画しました】という触れ込みで宣伝等も行ってきましたが、文字通りそうなんです。上映にはもちろんお金がかかりますし、当初はお金を取らないつもりでしたので、そうすればもちろん収入はゼロになるはず。それでも企画し、みんなに見てもらいたい!という思いで始まった、熱い思いが詰まった上映会です。

途中、慣例としてお金を取る形にしてほしいという映画作成側の事情があり、急きょ、有料となりました。しかしながら、そうすると今度は事務手続きの仕方も変更する必要が出てきて、それが問題となってこの上映会自体も実は一度頓挫し、暗雲が漂いました。担当事務の方々にはご迷惑をおかけしましたが、おかげで素晴らしい企画になりました。まだ解決したわけではありませんが、もともと自腹切っての企画でしたので、教室使用料を支払ってでもこういうよい企画がこれからどんどんやれる事例にできるよう、お話していきたいと思います。ちなみに、多くの方に来ていただいたおかげで、何とか出費分はカバーできそうなくらいになりました(ほんとありがたい!足りない分は教員有志でカンパしますよ!)。

上映時間が近づくにつれ、少しずつ人数も集まってきました。学生もいましたが、割と一般の方々、しかも年配の方々が多かったことが目につきました。大学(主催は学生ですが)がオープンに開かれることはいいですね。

1:50ぐらいから屋敷君のあいさつと鎌仲監督のメッセージが伝えられました。

屋敷君のあいさつ


さて、14:10ぐらいに上映開始。みなさん熱心に見入ってます。


スタッフ等合わせると、なんと52名の方に来ていただきました。学生企画の上映イベントですよ。それに多くの一般の方含む52名というのは、社会的意義が大きい企画だったと言えるでしょう。

上映が終わり、休憩前に写真撮影。これは「グリーンハーツ(Green Hearts)プロジェクト」(黒板の文字)へ送るようの写真で、グリーンのハートマークを持って写って送り、それがDVD化され、上関原発反対運動の活動資金になるそうです。上映会の主旨より一歩進んで反対活動側に近づいていきますが、それでも映画を見て感じることがあったのでしょう、多くの方にご協力していただきました。思い出の一枚でもあります。


休憩をはさみ、まずは屋敷君の留学先で本学提携校スウェーデンのリンネ大学があるヴェクショー市の紹介です。スウェーデンの取り組みは映画の中でも重要な鍵を握っていて、僕らが持っている既存の枠組みを揺さぶります。

ヴェクショー市の映像(英語)を開設する屋敷君


その後は意見交流会です。この時点で実に37名の方が残って参加してくれました。しかも、途切れることなく次々と質問や意見が寄せられました。



実は上関の原発問題は屋敷君の卒論のテーマの一部です(沖縄基地問題ももう一つのテーマ)。ちょうど昨日卒論発表を終えたばかり。その時にも思いましたが、今日の彼の受け答えを見ていて、自身がこれまで身体で稼いできた様々な知識や体験が自分の中で一つのまとまりをもって体系化され始めつつあるな、と感じました。言葉は非常に滑らかに語られ、その一つ一つのどれもが他人から借用してきた言葉というより、一度自分で反芻したうえで語る自分の言葉なのです。僕は指導たる指導はほとんどした覚えはないのですが(彼が勝手に飛び出して勝手に学んでくるので(笑))、逆に、この3年の中で僕も多くのことを教えられた気がします。



その他、今日の意見交換会で印象深かったことが二つ。

一つはフロアのお一人が、今の大学生がこういう問題を積極的に取り上げてくれ、こんな企画を立てて実行してくれたことに対し、嬉しくなったという言葉。これについては僕も彼の企画を見てきて、絶えず思っていたことでした。全体的にどの意見も反原発プロパガンダというよりも、エネルギー問題を自分の問題として受け取ってどうこれから考えるかについて真摯に向き合ったコメントで、そういうことを考える機会をこの映画そして上映会が与えてくれたことに関するプラスのご意見ばかりでした。実現できてほんとうにほんとうによかった。とても意義ある企画だったよ。ぜひこれからも大学でこういう企画をどんどん続けてほしいと思いますし、そういう学生を育てて行きたいと思いました。

もう一つは船津先生のお言葉。僕は正式な指導教員ではありますが、やはり今の屋敷君があるのは1年生からの付き合いがある船津先生の存在が大きかったと思います。その船津先生が最後に屋敷君の経歴を紹介してくれたのですが、それがすべてをカバーし、語り口も愛情に満ちていました。そう言えば僕自身も1年生のころから恩師の池浦先生のところによく出入りし、いろんな刺激を受け、経験してきましたが、今日の船津先生の言葉を聞きながらちょっとだけ自分の姿が屋敷君に重なった瞬間となりました。

共同で企画してくれた内野君、最初から最後までお手伝いしてくれた松尾君、お弁当を差し入れしてくれたり細かいサポートしてくれた木村さんとそのお友達の志村さん、そのほかいろんなところでサポートしていただいた方々、どうもありがとうございました(僕は企画者でないのですが、屋敷君ならそう言うだろうと思って)。

そして屋敷君お疲れ様。君は最後の最後まですごいことをやってくれたよ。今日はゆっくり休んでね。そしてこのような貴重な機会を設けてくれて、そして、個人的にも知の在り方について色々考えさせてくれて、ありがとう。
| comments(2) | trackbacks(0) | 23:11 | category: - |
# スポンサーサイト
| - | - | 23:11 | category: - |
コメント
Twitterのハンドル名で失礼します。
昨日は始めて福岡教育大を訪問できて有意義でした。
城山(じょうやま)と、教育大のロケーション関係もよく判ったり
−−−−−。
なおかつ熱心で真摯な取組みをしていた学生さん”屋敷君”の
「ミツバチの羽音〜」上映会を経験できて、うれしく感じました。
教育大というだけあって教員の方の素晴らしい指導ぶりもうか
がえて参考になりました。
福岡で映画の観賞活動を長いことやっているうちに知りあいに
なれた方々の中には教育大のOGの方がいらっしゃいます。
親近感を一層深めることの出来たナイスな上映会となりました。
鎌仲ひとみ監督も福岡の東地区でのこんな素敵な上映会が、
成功したことを、きっと喜ぶことでしょうね。
午前中に届いた久留米大学の公開講座資料によれば鎌仲さん
今年秋頃、福岡は久留米を来訪される予定があるようです。
3/31に遠方ですが福岡市総合図書館映像ホール・シネラで
の『東京原発』にも気分を変えてどうぞ足をお運び下さいませ。
福岡映画サークル協議会公式Blog:http://kids.ap.teacup.com/fukueiga ここから小生の拙いBlogにもリンクできます←Tweetのまとめ集みたいなもの。
つまらないところかもしれませんがどうぞよろしくお願いします。
先程Twitterには福岡教育大学正門の写真と短い感想とを、
Tweetしたところです。
#printempshunsei ←でフォローできるかと思います。では。
| printempshunsei | 2012/03/21 6:20 PM |

昨日はわざわざ本学まで足を運んでくださいまして、どうもありがとうございました。坂を登られるのも一苦労だったことだと思います。
職業柄、物事を考えるときは半分足を突っ込んで、もう半分は対象から距離を取るような見方をすることが多いのですが、それでもこの映画では共感できる点が多く、その分現代社会における問題の本質を鋭くえぐっている作品だと感じました。このようなすばらしい映画を本学で上映でき、しかもそれが学生によって運営され、多くの方に見ていただいたことが何よりも嬉しく思われます。
ツイートおよび情報提供もありがとうございました。あくしゅというサークル自体は被災者支援サークルですので、今後もさまざまな被災者支援の活動を続けて行きますが、その中で社会問題を考えるられる人材の育成も視野に入れて取り組みたいと思います。指導というより、共に汗を流す中で自然に身についていくというイメージですが。
どうぞOGの方にもよろしくお伝えください。
| 吉武 | 2012/03/22 2:28 AM |

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://fumbarofue.jugem.jp/trackback/141
トラックバック
Profile
Comments
Mobile
qrcode
■ふんばろう東日本支援プロジェクト
Search this site
Sponsored Links